豊胸術ヒアルロン酸(SUB-Q)注入法について

ヒアルロン酸注入法の豊胸術は、文字通りヒアルロン酸を乳房に注入する方法です。
ヒアルロン酸注入法で使用されているヒアルロン酸の名称は、SUB-Q(サブキュー)というもので、サブキュー(SUB-Q)注入法とも言われています。

豊胸用バッグを挿入する豊胸手術とは違い、メスは使わずにバストのボリュームアップさせたい部分に、ヒアルロン酸を注射器で注入するだけの豊胸術です。
メスで切開しないため、「切らない豊胸手術」とも呼ばれています。

豊胸用バッグを挿入する場合は、体にメスを入れなければならないのですが、このヒアルロン酸注入法では入院や通院の必要はなく、ヒアルロン酸を注射するだけなので、30分足らずの治療時間でバストのボリュームアップが終了します。そのお手軽感から「プチ豊胸」とも呼ばれています。

豊胸術のヒアルロン酸注入では、SUB-Q(サブキュー)と言われる粒子の大きいヒアルロン酸が使われるのが一般的です。
SUB-Q(サブキュー)とは、人体の皮膚や細胞に存在するムコ多糖類の一種でヒアルロン酸が成分なので、アレルギーの心配がありません。
注入されたSUB-Q(サブキュー)は徐々に身体に吸収されて、元のバストに戻ります。

SUB-Q(サブキュー)は、美容整形のシワ取りやプチ隆鼻で使用しているヒアルロン酸より10倍粒子が大きく、ボリューム形成に最適で、体への吸収が遅く持続期間も長いのが特徴です。
片胸50ccの注入で約1カップのバストアップ、サイズアップが可能です。ヒアルロン酸注入当日より通常生活が可能で、ダウンタイム(回復時間)もありません。
SUB-Q(サブキュー)の吸収は個人差があるのですが、だいたい2~3年の効果だと言われています。

美容外科クリニックによっては、SUB-Q(サブキュー)ではないヒアルロン酸を使用しているところもあります。ただし安価過ぎるヒアルロン酸には粗悪品もあるので注意が必要です。

ヒアルロン酸注入法のメリットとデメリット

ヒアルロン酸注入法のメリット

豊胸用バッグを挿入する豊胸手術とは違い、メスを使った手術はしないので、ダウンタイム(回復して日常生活に戻るまでの期間)がありません。

だから「切開するのはちょっと‥」「豊胸バッグを入れるのには抵抗がある」「長期の休みはとれないから入院や通院できない」という人には最適です。
希望の部分へのヒアルロン酸注入が可能なので、授乳後のしぼんでしまった乳房のボリュームアップや、ボリュームがなくなってしまったデコルテにハリを持たせるために、バスト上部のデコルテのみのボリュームアップということが気軽に実現できます。

「豊胸手術しました」を言わんばかりのグラマラスなバストよりも、体相応のある程度のボリュームで形にもこだわる日本人には人気の豊胸術の方法です。

ヒアルロン酸注入法のデメリット

個人差はあるものの、ヒアルロン酸は徐々に身体に吸収されてバストは元の大きさに戻ります。
その為、再度ヒアルロン酸注入などの豊胸手術を行う必要が出てきます。

豊胸用バッグを挿入する豊胸手術のように、AカップからEカップへというような大幅なバストのサイズアップは難しいです。
ダイナミックなバストを好む欧米では、SUB-Q(サブキュー)注入法より豊胸用バッグを挿入する豊胸手術が主流だという傾向があるようです。

お手軽なプチ豊胸について

ヒアルロン酸注入法は、バストへヒアルロン酸を注射器で注入するだけの豊胸方法で、メスを使わず(切らずに)簡単で手軽にバストのボリュームアップができることから「プチ豊胸」と呼ばれています。

顔のしわ取りや鼻を高くする美容整形で使うヒアルロン酸よりも大きな粒子のヒアルロン酸(サブキュー・SUB-Q)が使用されます。
豊胸術で、プチ豊胸と呼ばれるのは、ヒアルロン酸注入法・サブキュー(SUB-Q)注入法のことです。

プチ豊胸のメリットとデメリット

プチ豊胸のメリット

切らない豊胸手術、プチ豊胸。プチ豊胸で使用されるヒアルロン酸は体に無害なので安全性も高く、30分程度で豊胸効果が得られるお手軽さが最大のメリットです。
左右のバストの形をそろえる、谷間メイクする、デコルテのボリュームをアップするなどの、バストのデザイニングができるのもメリット。

プチ豊胸のデメリット

プチ豊胸で使用されるヒアルロン酸は、個人差はあるものの徐々に身体に吸収され、バストは元の大きさに戻ります。その為、永久的に豊胸効果を持続したい場合は、豊胸手術バッグ挿入法など、他の豊胸術を試みた方がベターです。注入するヒアルロン酸の量に比例して金額もアップします。

メスを使わない・切らない豊胸術について

光豊胸IBE

メスを使わない、切らない豊胸術として「光豊胸IBE」があります。IBEとは、レーザーやIPLとは異なった波長帯の新種の光のことです。

バストは、「クーパー靭帯」というコラーゲン組織で構成された繊細な靭帯で包まれていて、乳腺と筋肉や皮膚を繋げる役割をしています。
このIBE光をバストにあてると、クーパー靭帯(コラーゲン組織)を再生、強化し、バストのボリュームアップや引き上げ効果も期待され、ハリや潤いをもった自然で美しいバストを実現できるとして脚光を浴びています。

美容外科クリニックでの豊胸手術のように速効性はありませんが、体にやさしい、切らない豊胸方法として、全国に光豊胸のサロンも増えています。

効果として、乳房内の脂肪細胞を膨張させる、脂肪細胞の体積を増やす、血液やリンパの循環を促進させる、女性ホルモンの分泌を活性化させる、新陳代謝を促して乳房への美肌作用を高める、ということが期待されています。

豊胸手術用語・豊胸バッグの抜去(ばっきょ)

豊胸バッグの抜去(ばっきょ)とは、豊胸手術バッグ挿入法での豊胸手術後、豊胸用バッグをバストから取り出すことです。

バッグ挿入法は最も一般的な豊胸手術の方法ですが、バッグ挿入法で豊胸手術を受けた方のうち、4人に1人は抜去(除去)する手術も受けています。

抜去する主な理由としては、期待していた結果が得られなかった、手術後の違和感、バッグの破損・液漏れ、カプセル拘縮などが挙げられておりますが、挿入していたバッグを抜去するとバストが萎んで形が崩れるため、代わりのバッグを再度挿入せざるを得ないことも多いようです。

豊胸手術用語・カプセル拘縮(被膜拘縮)

カプセル拘縮とは、豊胸手術バッグ挿入法でバストに挿入されたバッグは人工物なので、体は異物に対する防御反応を起こし、バッグを繊維質の被膜(カプセル)で覆い他に影響が及ばないようにします。

体内に異物を入れると必ずこの様に被膜ができ、被膜は強く縮んで硬くなる傾向があるので、それを防ぐために手術後5日前後からマッサージを行うのですが、それでも皮膜が縮んでバッグを締め付け胸が硬くなることがあり、それをカプセル拘縮または被膜拘縮といいます。

異物反応が強い体質の方は、カプセル拘縮が起こる可能性が高いようですが、手術をする美容外科医の技量(腕前)にも左右されるようで、バッグを挿入するスペースの確保が不十分だったり、手術時の出血量が多いとカプセル拘縮を起こす可能性が高まるようです。

カプセル拘縮が起こると、バストの柔らかさが損なわれて不自然な形になり、痛みも伴うので、バッグを覆った繊維質を手術で摘出するか、バッグを抜去しなくてはなりません。

ヒアルロン酸とがんの関係について

美容医療などで広く用いられるヒアルロン酸には、細胞のがん化を抑える一方、がんの発症や進展を促すという正反対の二つの働きがあることが発見され、ヒアルロン酸の使用は、これまで以上の慎重さが必要と言われています。